インターネットイニシアティブ(IIJ)は3月16日、岩手、宮城、福島の各県内の自治体ウェブサイトのミラーサイト一覧を公開した。東日本大震災で必要とされる情報を提供していく上で、アクセス集中による負荷を緩和する。
同社は被災者や家族などからのアクセスが集中する中で、ウェブサイトの閲覧が困難になった場合でも、被災環境下では思うようにシステムを増強できない自治体が多くあると認識しているという。
今回のミラーサイトは、公共情報を提供される企業や自治体向けに無償で提供している「IIJ GIOホスティングパッケージサービス」を利用している。設備は関西にあるため、東北や関東の電力不足の影響を受けることなく、各自治体の発信情報を快適に閲覧できるとしている。
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