インターネットイニシアティブ(IIJ)は3月14日、東北大震災の被災地に向けて必要な情報を発信する企業や自治体を対象に、インフラ基盤として利用してもらうことを目的に、同社のクラウドサービス「IIJ GIOホスティングパッケージサービス」を1カ月間無償で提供すると発表した。
提供期間は4月15日まで。メールアドレス( gio-rr@iij.ad.jp )に氏名や団体名、連絡先メールアドレス、連絡がつく電話番号、利用用途、現状運営しているウェブサイトのURLなどを明記して送る。
IIJでは東京電力の計画停電の環境下では、情報提供者側のサイトのアクセスが増加した場合、迅速なサーバ増強が困難な場合があると説明。GIOホスティングパッケージは関西地方にサーバを設置していることから、電力不足の影響を受けることなく、サーバを利用できるとしている。安否確認情報や交通情報、鉄道運行状況など、必要な情報を迅速に届けるためのインフラ基盤として利用でき、必要なユーザーにはIIJのエンジニアが各種サーバのインストールや利用サポートなどを行うとしている。
◇震災関連情報まとめ
【特集:東日本大震災】計画停電・応援・事業継続
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」