かつてSkypeのライバルだったQikが、ビデオコミュニケーション用の最新アプリケーション「Qik Video Connect for iPhone」をリリースした。この新アプリケーションは、Qikのビデオ通話およびビデオ配信の技術を活用する。
同アプリケーションは、双方向のビデオ通話機能を提供し、ビデオメールの録画も可能になる。Qikのライブ配信技術を活用した機能では、ユーザーが「Facebook」や「Twitter」にライブリンクを投稿することが可能になり、これにより友達がリアルタイムで視聴できる。
このビデオ機能をさらに一歩進めて、Qik Video Connectでニュースフィードを作成し、iPhoneから友達のビデオを視聴することも可能になっている。3Gおよび4GネットワークとWi-Fiに対応している。
Qik Video Connectは、2段階の価格設定となる。2.99ドルの「Plus」バージョンは、「App Store」ですでにリリースされている「Qik Video Camera Pro」アプリケーションと同様、7種類のリアルタイムエフェクトとフィルタが追加されている。また、動画編集ツールが搭載され、HDビデオにも対応している。Qik Video ConnectのPlusバージョンは、「iOS」の4.0以降を搭載するiPhoneおよび第4世代「iPod touch」で利用可能だ。Qikの広報担当者は米国時間3月15日午前、米CNETに対し、無料バージョンはAppleの承認待ちだと説明した。
Qikは現在、Skypeの消費者製品部門に属しているが、興味深いことに、Skypeは少なくとも今のところ、QikをSkypeブランドに組み込まず元のブランド名を使用させている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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