プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は3月3日、「情報セキュリティガバナンス構築支援サービス」の提供を開始したと発表した。海外に現地法人や子会社など複数の拠点を持ち、国内外で大規模に事業展開するグローバル企業を対象にしている。
今回の情報セキュリティガバナンス構築支援サービスは、グローバル環境における企業の情報セキュリティ管理の現状評価から設計、構築、導入、運用まで、効率的で一貫性のあるリスク管理の実現を、積極的なITツールの活用によって支援するもの。管理体制の構築、内部監査やCSA(Control Self Assessment)導入、GRC(Governance, Risk and Compliance)ツール導入など、各企業に適したアプローチによって情報セキュリティ管理の実効性を確保する。シンクライアントやPCI DSS、モバイルデバイス、クラウドサービスなどの導入にも対応する。
これによりグローバル企業の経営者や最高情報セキュリティ責任者(CISO)は、支店や営業所、研究所、製造施設、海外現地法人、グループ子会社など、目の届きにくい国内外の各拠点の情報セキュリティに関する問題を迅速に把握し、的確に対応できるという。全社的な情報セキュリティガバナンスの構築によって、社内外のステークホルダーに対する説明責任への対応や、ビジネス展開の積極的な推進にも有効としている。
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