独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は9月1日、「情報セキュリティ白書 2010」を編集、発行したと発表した。税別価格は1429円。
2010年版では、2009年度の1年間に情報セキュリティ分野で起きた注目すべき出来事を10大トピックスとして説明するとともに、ITの利用者や供給者それぞれの視点からの情報セキュリティ対策の動向と展望を述べ、情報セキュリティを支える法制度、人材、技術などの国際標準化の動向、企業の情報セキュリティ対策とガバナンス状況などについても解説している。
近年注目されているクラウドコンピューティングやオンラインゲームなどの情報セキュリティの課題についても説明している。3月末に公開した2010年版10大脅威「あぶり出される組織の弱点!」の紹介と解説も含めている。
情報セキュリティ白書は、ITの利用者や運用者に現状の情報セキュリティを広く知ってもらうとともに、情報セキュリティの関係者に今後の対策に役立つ情報を提供することを目的に、毎年発行している。
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