Research In Motion(RIM)が、同社の人気アプリケーション「BlackBerry Messenger」(BBM)のクロスプラットフォーム版を2011年中にリリースする準備を進めているという。Boy Genius Report(BGR)に近い複数の情報筋によると、「Android」版は「確実に進行中」で、「iOS」版も公開の可能性があるという。この報道について米CNETのAndroid関連ブログAndroid AtlasがRIMに確認を求めたが、同社の広報を担当するMarisa Conway氏は、「RIMの標準的な方針として、うわさや憶測にはコメントしない」と回答した。
BBMの一部機能を省いた簡易版であれば、Androidユーザーはプラットフォームを越えて他のユーザーとやりとりできるようになり、RIMは付加的な機能を「BlackBerry」向けに確保しておける、という考え方もある。この場合、AndroidおよびiOSのユーザーは、おそらくチャットくらいしかできないだろうが、BlackBerryのユーザー同士は引き続きロケーションや画像を共有できる。
Android版のアプリが有料になるかどうかは現時点で不明だが、BGRでは無料になるとみている。考えられるアイデアの1つは、誰でも使える無料版を配布するとともに有料のフル機能版も用意するというもので、これならRIMの利益にもなるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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