パナソニックは2月21日、ポータブルタイプの地上デジタルテレビ3機種と、Blu-ray Discプレーヤー1機種を発表した。本体に触れずに操作ができる「ジェスチャーコントロール」機能モデルなどをそろえる。発売は3月18日。
ポータブル地上デジタルテレビは「DMP-BV300/HV200/HV150」の3機種を追加した。いずれもアンテナ線のない場所でも地上デジタル放送を受信できる「4アンテナ ダイバーシティ システム」を内蔵。本体では地上デジタルとワンセグが受信でき、状況に応じて切り換えて視聴できる。
BV300はBD-RE/-R、DVD-RAM/±RW/±R、CDなどのディスクメディアの再生に対応するBlu-ray Discプレーヤー内蔵モデル。付属のバッテリパックを使用すれば、最長約4時間のテレビ視聴ができるとしている。本体サイズは高さ199.5mm×幅260mm×奥行き55.1mm(突起物を含まず)で、重量は約1714g(バッテリパック含む)。シルバーとレッドのボディカラーからチョイスできる。
HV200/HV150は、IPX3相当の防滴仕様を施したモデルだ。濡れた手でも操作できるため、キッチンなどでの使用に最適としている。上位機となるHV200のみ、ジェスチャーコントロール機能を装備。これは、本体から5~10cmの距離で手を左右に動かす、かざすといったジェスチャーで、チャンネル切り換えや音量のアップダウンができるという新機能だ。本体には2つの非接触センサと受光部を内蔵することで、手の動きを感知し、操作できるとのこと。パナソニックによるとこの機能を搭載したのは業界初としている。
電源は、ACアダプタを使用するほか、HV200のみバッテリパックによる駆動に対応。最長約3時間30分の連続視聴が可能だ。本体サイズは高さ208mm×幅260mm×奥行き122mm(突起物を含まず)で、重量はHV200が約1120g(バッテリパック含まず)、HV150が約1100gになる。
全機種ともに液晶モニタサイズは10.1V型。HV200は無線LANを内蔵、BV300/HV150は別売の無線LANアダプタ「DY-WL10」を利用することで、対応する「ディーガ」内の録画番組を本機で視聴したり、YouTubeの映像を見たりできるとのこと。別売のコミュニケーションカメラ「TY-CC10W」を使用して、Skypeの利用も可能だ。店頭想定価格は、BV300が8万円前後、HV200が5万3000円前後、HV150が4万3000円前後になる。
Blu-ray Discプレーヤー「DMP-B200」は、8.9V型の液晶モニタと、Blu-ray Discプレーヤー、SDカードスロットを一体化した製品だ。本体サイズは高さ52.7mm×幅238mm×奥行き188.3mmで、重量は約1372g(バッテリーパック含む)。ACアダプタ、カーDCアダプタのほか、バッテリパックも付属する。バッテリパック使用時は最長約4時間の再生が可能だ。店頭想定価格は6万円前後になる。
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