日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2月4日、「HP Care Pack教育サービス」を発表した。2月10日から提供する。
同教育サービスでは、同社が提供する各種製品の機能や使い方、操作方法などの技術トレーニングおよび一般IT教育、ITSMなどのソフトスキルの教育コースを購入できる受講権利金を販売する。ユーザーは、システム導入時にまとめて受講権利金を購入することで、システム導入スケジュールの遅延などの影響を受けずに、柔軟にトレーニング受講をできるとしている。
新たなシステムの導入において、導入効果を最大化するためには構成する製品に関する教育や研修が重要となるが、一般的に教育や研修はシステム導入と切り分けて行われることが多く、システム導入後に予算編成がされるケースもあるという。そのため、予算獲得に時間がかかり、ビジネス要求にタイムリーに対応できていないのが実情だと日本HPでは説明する。
今回の教育サービスは、こうした課題に対応するために同社が取り組んでいる教育サービスの柔軟性向上の一環だという。HP Care Pack教育サービス製品では、教育コースの受講権利を、受講権利金という額面で購入し、各教育コースに設定されている受講料に応じて支払うことで必要に応じて柔軟にトレーニングを受講することができるという。同社ではこれにより、システム購入時に一括したトレーニング費用を確保し、利用時に柔軟にその予算を執行できるため、タイムリーにトレーニングを受講できるとしている。
HP Care Pack教育サービスの価格は、受講権利金1万円分が1万500円。受講権利金1000円分が1050円。HP-UX製品トレーニング1日分受講権利金が5万7750円。Storage製品トレーニング1日分受講権利金が6万8250円。ProLiant/BladeSystem製品トレーニング1日分受講権利金が6万8250円。VMware製品トレーニング1日分受講権利金が6万8250円。有効期限は1年間となる。
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