モルフォは2月3日、自分撮り用のiPhoneアプリ「Morpho Self Camera」の提供を開始した。App Storeにて115円で販売する。
Morpho Self Cameraは、iPhone背面のカメラで、撮影者が自身を撮影する、いわゆる「自分撮り」を簡単に行えるアプリ。アプリを起動し、カメラをユーザーに向けると自動的に顔を認識。音声ガイダンスをもとに、ユーザーの顔を撮影に最適な位置に誘導し、自動で撮影が行われる。
笑顔を検出して撮影する機能も備える。撮影後には画像エフェクトをかけて、美肌や小顔、目の強調といった美顔補正や、逆行補正を加えることができる。認識する被写体は、1人、もしくは2人で設定できる。
これまで携帯電話メーカーなどに向けてソフトウェアによる手ぶれ補正や画像補整技術を提供してきたモルフォ。最近ではデジタルカメラにも同社のソフトウェアが導入されるケースもあるという。
法人向けのライセンスビジネスが中心の同社だが、2010年後半からはコンシュマー向けにiPhoneアプリやAndroidアプリを積極的に提供している。モルフォ代表取締役社長の平賀督基氏は「モルフォのビジネスは、基本的にプレインストール型のもの。しかしiPhoneやAndroid端末の登場、サービスやソフトウェアがオープン化する中で、我々もその市場での可能性を試行錯誤している」と語る。「アプリビジネスで苦戦している会社も多い。誰でも作れるものでなく、モルフォの技術だからできるアプリを提供していきたい」(平賀氏)
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