モルフォは11月2日、単眼カメラで3D画像を生成する技術の製品化を発表した。3Dステレオ画像を生成する「Morpho Slide 3D」と、3Dパノラマ画像を生成する「Morpho Panorama 3D」を発売する。
これまで3Dステレオ画像は、2眼カメラで視差のある2枚の画像を撮影して生成するのが一般的であった。Morpho Slide 3Dは、モルフォが持つ動き検出と位置合わせの技術を利用し、動き量から視差を算出することで、単眼カメラで3Dステレオ画像を生成する製品。単眼カメラで利用できるため、既存のデバイスで3D画像を撮影できる。同製品は、2010年冬モデルの携帯電話端末に搭載される予定。
Morpho Panorama 3Dでは、パノラマ撮影をしたい範囲を、単眼カメラで動画撮影するようにカメラを動かすだけで、3Dパノラマ画像を生成できる製品だ。撮影した画像は、3D表示に対応した液晶ディスプレイ上で表示できる。
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