ソニーは1月13日、デジタルカメラ「サイバーショット」に新開発の1620万画素裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”を搭載した新製品「DSC-WX7」「DSC-WX10」「DSC-HX7V」「DSC-TX10」「DSC-TX100V」の5機種を発表した。AVCHDでのフルハイビジョン動画や3D静止画撮影に対応する。
独自のパノラマ画像撮影機能「スイングパノラマ」には、4290万画素の高精細なパノラマ写真の撮影ができる「HRモード」を新搭載。このスイングパノラマ技術を応用することで、3D静止画を撮影できる「3Dスイングパノラマ」機能に加え、今回からシャッターボタンを1回押すだけで3D写真が撮影できる「3D静止画」機能にも対応した。
全機種にかざしたり置いたりするだけで、画像転送が可能な「TransferJet」を内蔵。PC経由で充電が可能なUSB充電機能も備える。記録メディアはメモリースティック デュオ/PROデュオ/PRO-HGデュオ、SD/SDHC/SDXCカード。
WXシリーズは、光学5倍ズームレンズを搭載したWX7と、光学7倍ズームレンズを装備したWX10の2機種を用意。WX10は最短約0.1秒の高速オートフォーカス性能を実現したとしている。発売日と店頭想定価格は、WX7が2月10日で3万円前後、WX10が3月4日で3万5000円前後になる。
DSC-HX7Vは、広角25mmから望遠250mmまでの光学10倍ズームを搭載。GPSとコンパス機能を内蔵し、静止画、動画の撮影時に位置情報と方位情報を同時に記録できるとしている。発売日は2月10日。店頭想定価格は4万円前後になる。
TXシリーズは、防水タイプのTX10と有機ELタッチパネルを搭載したTX100Vをそろえた。TX10は、17.9mmのスリムボディに5mの防水と防塵性能を内蔵。加えて1.5mからの落下衝撃試験、マイナス10度の低温下での動作試験をクリアしたタフネスモデルになる。店頭想定価格は4万円前後だ。
TX100Vは、サイバーショットでは初となる有機ELパネルを搭載。3.5型のタッチ式で、高コントラスト、広色域により、色鮮やかな表現が可能としている。フルハイビジョン動画撮影では、1920×1080/60pでの撮影も可能だ。店頭想定価格は4万5000円前後。いずれも発売は3月4日になる。
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