大部分のユーザーにとって「Windows 98」はとうの昔に現役を退いたOSかもしれないが、ウェブ広告企業Chitikaによると、同OSはリリースから日が浅い「Windows Phone 7」よりも多くのトラフィックを産み出しているという。
Net Market Shareの調査では全世界のOS市場シェアでおよそ0.04%を占めるWindows 98だが、Chitikaの広告ネットワークでは、1月初旬の時点で同OSが全トラフィックの0.019%を獲得した。一方、Windows Phone 7の市場シェアは0.010%をやや下回っている。
さらに残念なニュースとして、Windows Phone 7のトラフィックは「『iPhone』と『Android』を合計したトラフィック」の0.44%であることが分かった。
Chitikaはかなり規模の大きい広告ネットワークに成長している。2003年に創設された同社は、10万以上のウェブサイトと提携し、月間の広告インプレッションが約30億を数えるまでになった。今回の報告書の元となったデータはこうした10万以上のサイトから得たものだ。
ただし、Windows Phone 7が店頭に並んで間もない点に注意が必要だ。このモバイルOSが欧州とアジアで発売されたのは2010年10月で、米国の顧客が購入できるようになったのは同年11月だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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