マイクロソフトのボブ・マグリア氏が辞任へ

文:Josh Lowensohn(CNET News) 翻訳校正:編集部2011年01月11日 07時46分

 Microsoftは米国時間1月10日、同社のサーバおよびツールビジネス担当プレジデントを務めるBob Muglia氏が辞任し、2011年夏に同社を退職する予定であると発表した

 Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は、同社従業員向けのメモで、Ballmer氏が「社内外から新しい統括者を選定」する移行期間の間、Muglia氏は同社に残り、「その他のプロジェクトを遂行する予定」だと述べた。

 同社は、Muglia氏の退職後の予定についてはコメントしなかった。

 Muglia氏は1988年にMicrosoftに入社した。同社のサーバおよびツール事業担当プレジデントに就任する前は、シニアバイスプレジデントとして、Microsoftの「Office」、モバイル、開発者部門を統括していた。またMuglia氏は、MicrosoftのBusiness Leadership TeamとTechnical Senior Leadership Teamに所属していた。どちらも、同社の継続中のソフトウェアおよびマーケットプレイス戦略の構築を担うチームである。

 Muglia氏は、サーバグループを統括していた期間には、同社の「Azure」プラットフォームの立ち上げと方向性の明確化を支援した。Azureは、開発者らがMicrosoftのハードウェア上で稼働するアプリケーションを作成できるようにするものである。Muglia氏のチームの最新の取り組みは、「Windows Home Server」と「Windows Small Business Server」の次期メジャーバージョンであった。Windows Small Business Serverは2010年12月に、製造工程向けにリリースされている。

picture 提供:Josh Lowensohn/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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