そんなわけで3枚入れた状態で電源をONにしてみよう。今回は
の3つを入れてみた。なお、こんな怪しいケータイだろうがドコモやソフトバンクのSIMカードを使うのは違法でもない。むしろこの2社のSIMカードを海外で常時待ち受け&利用できちゃうってんだから感謝して欲しいくらいだ(笑)。日本で普段2社2回線のケータイを使っており、海外では現地のSIMカードを使いたい、なんて用途の人がいればトリプル待ち受けできるH999はすんごい便利なケータイなのね。
電源を入れると、すぐに待ち受け画面の中央に事業者名を検索している表示が!そして順番に画面上にアンテナマークが立っていく!1本は当たり前、2本目はトンデモならよくあること、しかし3本も立っちゃうとこれはもうジョークとしか思えない光景に見えてしまう。だって今ここでこの3つの番号、どれにかけても電話が通じちゃうんですよ。
そして画面の真ん中の事業者表示はちゃんとローミングの場合は「拾っている現地回線-入れているSIMカード業者名」のようになるのでどのSIMがどの回線かを間違うこともない。このあたりはしっかりと使う人のことを考えているわけね。さすがだH999、てか他のトンデモケータイも2枚のSIMはちゃんと同様の表示をしてくれる。
なお3枚同時待ち受けだが、電話を利用中は他の2回線は話中となる。割り込み機能はないようなので、同じ時間に同時にかかってくると両方は取れないのだ。とはいえこんな変なケータイをビジネスで使う人は恐らくいないだろうから、そのあたりのことまでは考慮はされていないっぽい。
一方で、SIMカードを1枚とか2枚しか使わない人には画面がごちゃごちゃしちゃうH999は使いにくいのだろうか?そこはうまくできており、事業者名表示もアンテナマークも入れたSIMの数だけしか表示されないようになっている。しかも事業者名表示は入れているSIMカードの位置で固定。SIM-1にだけSIMを入れれば1番上に、SIM-1とSIM-3に2枚入れれば真ん中を抜かして表示されるなど芸が細かい。
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