Twitterは米国時間12月21日、FlutherというQ&Aサービス分野の新興企業から4人のエンジニアと1人の設計者を「買収」したと発表した。両社の説明によると、Flutherは閉鎖されるわけではなく、Flutherの開発作業は停止されるものの、コミュニティーマネージャーが今後も同サービスのメンテナンスを行うという。
Fluther製品自体は買収されていないため、この案件は最近Facebookによって有名になった人材獲得とは種類が異なる。FacebookがDrop.ioやHot Potatoといった企業を買収したことには、企業に在籍しているエンジニアや製品リーダーを手に入れるという明確な目的があったが、これらのケースではソフトウェア自体も買収され、大半のケースでサービスは終了となっている。
Flutherに在籍していたエンジニアたちは今後、Twitterのコンテンツ発見テクノロジに携わるようだ。
Twitterはブログへの投稿で次のように説明している。「Flutherのチームとの協議で、われわれは同チームの専門的な才能や起業家精神、そしてここ数年で構築したQ&A製品の根底にある考え方の多くに何度となく感銘を受けた。Flutherのチームは当社に加わった後、ユーザーがTwitter上で関連性の高いコンテンツを発見するのを支援していく予定だ」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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