comScoreが米国時間11月29日に発表した統計によると、2010年のブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)のオンライン売上高は堅調に増加したという。
26日にオンラインでショッピングをした人々の合計消費金額は、前年同日比9%増の6億4800万ドルであった。感謝祭当日のオンライン売上高は、前年同日比28%増と堅調に増加し、4億700万ドルに達した。
市場調査企業comScoreによると、全体的にこれまでのところ、ホリデーショッピングシーズンのオンライン売上高は好調で、11月1日〜26日までのEコマース小売店での消費金額は116億4000万ドルと、前年同期よりも13%増加した。
comScore会長のGian Fulgoni氏は声明で、「ブラックフライデーは、実際の小売店舗に買い物客が押し寄せる日として知られているが、オンラインショッピングはますます、混雑と長蛇の列を避けたいと考える人々の手段となりつつある」と述べた。「2010年のブラックフライデーの6億4800万ドルというオンライン支出額は、いままでのところ今シーズンで最高のオンライン支出額であり、2009年のブラックフライデーからは堅調な増加となった」(Fulgoni氏)
大手オンライン小売業者のうち、ブラックフライデーの訪問者数が最も多かったのはAmazon.comで、前年比25%増であったとcomScoreは述べた。しかし訪問者数が多かったその他のサイトは、2009年のブラックフライデーとは異なる結果となった。Targetのサイトは訪問者数が9%増加したのに対し、Best Buyのサイトはわずか1%増にとどまり、Walmart.comは1%減であった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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