日本エイサーは12月15日、デュアルスクリーンを搭載したタブレットノートPC「ICONIA」を国内でも2011年2月以降に発売すると発表した。11月にニューヨークで発表した製品だ。価格は14万前後の見通し。
コンセプトは、直感的なタッチ操作と最新の技術に敏感な人に向けたものという。日本エイサー マーケティングコミュニケーション課マネージャーの瀬戸和信氏は、「ハイエンドの位置づけでありながら、コストパフォーマンスを意識した。好奇心をくすぐられる新商品」という。
円形のメニューをタッチして操作できる「AcerRing」と呼ばれる独自のユーザーインターフェースを搭載。バーチャルキーボードは1種類を備える。
14インチ(1366×768)のディスプレイを2つ搭載する。重さは約2.8kgで、バッテリ駆動時間は約3時間。OSはWindows 7 Home Premium 64bit版、CPUにはインテルCore i5プロセッサを搭載。メモリは4Gバイト、HDDは640Gバイト(5400rpm、SATA)だ。インターフェースはUSB3.0、Bluetooth 3.0+HS。
エイサーの強みはコストパフォーマンスのよさだ。「他社と価格が同等であれば、スペックは他社以上。量産規模の大きさが、部品調達コストの低減に繋がっている。誰もが購入を検討できる適正価格だ」と自信を見せる。売上高も右肩上がりで伸びており、「2005年から2010年までの5年間で、1444%の成長率」と語った。
円高還元として一部のPCを価格改定し、最大1万5000円割り引くと発表した。割引き率は機種によって異なる。
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