eBayは、宝飾会社のTiffany & Co.から商標権の侵害だとして起こされていた訴訟において、最新でおそらくは最後と思われる争いに勝利した。
Tiffanyは、商標権侵害訴訟でeBayに有利な判断を示した2008年の判決に対し上訴していたが、米連邦最高裁判所が米国時間11月29日にこれを却下した。
Tiffanyは2004年に訴訟を起こし、eBayのオークションサイト上で偽物が売られることによる商標権の侵害は、すべてeBayが責任を負うべきだと主張した。しかし米連邦地方裁判所は2008年7月、eBayのサイトにあるTiffanyの模造品の摘発を、商標法でeBayの責任にすることはできないとする判決を下した。商標権侵害の事例を監視するのは、最終的には商標権保持者の責任である、と連邦地裁は述べた。
Tiffanyは2008年8月に控訴したが、控訴裁判所が2010年4月にeBayに有利な判決を下すと、Tiffanyは国の最高裁判所にこの問題を持ち込んだ。
最高裁は11月29日、コメントや説明は一切行わずに上訴を却下し、この訴訟に事実上のピリオドを打った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?