Android Marketは先週、目前に迫ったGingerbreadのリリースに先立ち、いくつかの修正を行った。そして今回、コンテンツレーティングの機能が加わった。
米国時間11月30日以後、Android Marketコンソールにログインする開発者は自身のアプリケーションのレーティングを設定する必要がある。ビデオゲームや映画で使用されるシステム同様、レート設定の項目はGoogleが作成したガイドラインに従って数種類あり、「全年齢」「8歳以上」「13歳以上」「成人」に分類される。
例えば、ユーザーに常に居場所を聞いてくるアプリケーションは「8歳以上」かそれ以上にレーティングする必要がある。またユーザーが現在地を公開または他のユーザーと共有できるアプリケーションの場合は「13歳以上」かそれ以上にレーティングする必要がある。アルコール、たばこ、薬物に関連する情報を提供するアプリケーションは「13歳以上」かそれ以上にレーティングされなければならず、薬物の摂取や販売が中心的な内容のアプリケーションの場合は、「成人」にレーティングされる。
開発者に先週届いた電子メールによれば、レーティングが付与されていないアプリケーションには「成人」が設定され、数週間以内に展開が開始されるという。これによりAndroidのユーザーは、レート設定と嗜好に応じて、アプリケーションやゲームのフィルタリングが行えるようになる。さらには、不適切なレート設定を行っているアプリケーションに対して警告を与えることも可能になるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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