Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏がAppleの取締役を辞任してから1年以上が経ったが、Appleはその後任を選任した。
Appleは米国時間11月17日、航空宇宙および軍事産業を専門とする大企業Northrop Grummanの元会長兼CEOであったRonald Sugar氏の就任を発表した。同氏は、オンライン検索および広告を専門とするSchmidt氏とはまったく異なる経歴となる。Sugar氏は、取締役会の監査および財務委員会を統括する予定である。
AppleのCEOであるSteve Jobs氏は、今回の就任を発表する声明で、Sugar氏のエンジニアリングにおける経歴を強調した。
Jobs氏は声明で、「Ron(Sugar氏)は、心髄はエンジニアであり、その後ビジネスリーダーとして大きな成功を収めた。われわれは、彼をAppleの取締役会に迎えることを非常にうれしく思っている」と述べた。「Ronは、Fortune 100に名を連ねるハイテク企業のCEOであったことに加え、工学博士であり、いくつかの非常に高度な技術の開発に従事してきた」(Jobs氏)
Sugar氏は、2003年からNorthrop Grummanを統括し、2010年に引退した。その前には、別の航空宇宙関連企業であるLitton Industriesと、TRWの幹部を務めていたことがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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