三菱電機は11月16日、ゲーム視聴に最適な液晶ディスプレイ「VISEO MDT231WG」を発表した。LEDバックライト制御や超解像技術により、ゲームソースに合わせた再生環境を実現するという。発売は11月30日。店頭想定価格は11万8000円前後になる。
三菱電機リビング・デジタルメディア事業本部 デジタルメディア事業部長の田村直己氏は「三菱電機では、ディスプレイ事業をグラフィック、パブリックディスプレイ、マルチメディア、スタンダードの4つにセグメントしている。スタンダード以外の3事業を『強化セグメント』と位置づけ、2010年度は2007年度比で台数構成比を倍増にした。強化セグメントの1つであるマルチメディア事業では、HDMI端子を活用し、多様な表示ニーズに応えるディスプレイを発売することで、市場シェア50%を獲得したいと考えている」と今後の方針を述べた。
MDT231WGは、23型のワイド液晶ディスプレイだ。解像度は1920×1080ピクセルのフルハイビジョンモデルで、ノングレアタイプのIPS液晶を搭載した。LEDバックライトは白色LEDを左右に配置したエッジタイプを採用。120Hz駆動倍速補間技術と合わせ、残像感や表示遅延のない映像を再現するとしている。
本体には動画ブレ抑制技術「MP ENGINEIII」を搭載。「レベル1」「レベル2」「レベル3」と3つの「MP MODE」により、アクション、ロールプレーイング、シューティングなど、ゲームの内容に合わせた画面を設定できる。
各MPモードは、LEDバックライトを画面の切り替わり時に点灯させることで残像を低減させる「ブリンキング」、バックライトの点灯部分を移動させることで、映像をなめらかに表現する「スキャニング」などの機能を装備。これによりゲーム内容に合わせた画面を表示できるとしている。
本体には、スピーカー部分の位置はそのままに、画面部を縦型表示にできる「リフティングターン」機構を採用。スピーカー部は5Wのサブウーファと3Wのスピーカー2つを備えた2.1ch構成になる。本体サイズは高さ447(最大)mm×幅543mm×奥行き226mm。HDMI入力2系統、D5入力1系統、ビデオ/S入力1系統を備える。
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