「Games for Windows - LIVE」「Xbox LIVE」「Windows Phone 7」で見せたソーシャルネットワークへの注力に続き、Microsoftはこのほど自社カジュアルゲームサイト向けにも総合的なゲームネットワークを導入することになった。
Microsoftが米国時間11月15日に発表した「Microsoft Game Hub」は、個々のカジュアルゲームにソーシャルネットワーク機能を提供するシステムで、同社の3つのオンラインゲームサイト「Bing Games」「MSN Games」「Windows Live Messenger」にまたがって利用できる。その最大の特色は、個々のサイトのソーシャルゲーム体験が1つに統合されることだ。
このゲーミングハブのインターフェースには、友達リスト、ゲームへの招待、ハイスコア、Windows Live Messengerや「Twitter」におけるステータス更新の統合といった項目がある。これらの機能はゲーム画面の外側に表示されるため、現時点で開発者がゲームのユーザーインターフェース内にこれらの機能を組み込む必要はないが、同システムが次の段階でそちらの方向へ進む可能性は十分にある。
Microsoft Game Hubでは「Windows Live ID」のほか「Facebook」のログイン情報も利用できる。ソーシャル機能にアクセスするにはそのどちらかが必要だが、ゲームをするだけなら必要ない。さしあたって、同社3つのゲームプラットフォーム上の計35タイトルがこのシステムに対応しているとMicrosoftは述べているが、すでに全てのゲームで同機能が利用可能になっているようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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