捜査資料流出:ノード総数は2週間で約5000件--韓国や台湾、米国にも

 ネットエージェントは11月12日、国際テロを捜査する警視庁公安部外事3課が作成した可能性のある資料がPtoPファイル共有ソフト上にアップロード、ネット上に掲載された事件が10月28日に発生したことを受け、PtoPファイル共有ソフト上における所有者数調査を実施した。

 調査結果によると、ファイルが掲載された翌日には「Winny」上で166のノードが検出され、11月3日には「PerfectDark」、11月4日には「Share」上でも確認された。ノード総数では11月2日に約1000件、11月4日には約2000件と増加し、11月11日には5000件近くにまで達している。国別の所有者数では、日本が4760件と圧倒的に多いが、韓国(23件)や台湾(19件)、米国(16件)など10カ国で所有が確認されている。

 調査は、同社独自の調査システムを用いて実際にPtoP上で該当ファイルを所有しているコレクターの人数(ノード数)がどの程度存在するのかを調査したもの。

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