米4大テレビネットワークのうちNBC、CBS、ABCはGoogle TVを拒否する方針を既に打ち出していたが、Fox Broadcastingも米国時間11月10日、その方針を掲げる仲間に加わった。
News Corp.傘下のFoxは、ノーカットで提供される自局番組を遮断してGoogle TVでの視聴を不可能とした米4大テレビネットワーク最後の放送局となった、と同局の動向に詳しい複数の情報筋が明らかにした。同プラットフォームは、ウェブのコンテンツやビデオをテレビで視聴できるようにする。
Foxの広報担当者はコメントを拒否している。
情報筋によると、Foxは、同プラットフォームを評価中であることを理由に、他局のようにすぐには拒否に踏み切らなかったという。しかし、その評価も終了し、Googleが持つ「フットプリントはあまりにも小さすぎ」という印象を同局は持っている、と情報筋は述べている。つまり、Google TVは、同局にとって価値のあるものになるほど十分に大きなユーザーベースを開発できていないことを意味する。Foxは、Google TVの競合であるBoxeeも遮断している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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