パラレルスは11月4日、専用サーバや仮想専用サーバを提供するサービス事業者向けコントロールパネルの最新版「Parallels Plesk Panel 10」を発表した。このソフトウェアは、サーバサービスを提供する事業者が、エンドユーザー向けに提供する管理ツール。提供開始から10年を迎える。
最新版では、100以上の新機能と機能拡張を実現し、コンテンツのグループ分けやプロセスの合理化を実現、ユーザーが必要な情報を煩雑な作業を行うことなく簡単に検索できるようになった。また、これまで別途購入する必要があった、ウェブサイトを簡単に作成できる「Sitebuilder」と、課金や請求、支払い、会計処理を容易に実行できる「Parallels Billing」が追加料金なしで利用可能になった。
拡張性では、3ステップで何百という市販アプリケーションを購入できる「Parallels Partner Storefront」にアクセス可能なことや、3ステップでモバイル向けウェブサイトを作成でき、マーケティングと営業をバックアップする総合的なツールをセットで提供する「Unity Mobile」を標準で搭載する。Googleウェブマスター ツールも利用可能だ。
ユーザを選ばないオールインワンパッケージとなっており、ウイルス対策やスパム対策などの有料アプリケーションも購入できるなど収益性の高いツールとなった。さまざまなOSに幅広く対応していることも特長。なお、KDDIウェブコミュニケーションズやH&S、Go Daddyなどのクラウドおよびホスティング事業者が導入している。
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