「Windows Phone 7」に、ユーザーのデバイス上のアプリをMicrosoftが削除できる「キルスイッチ」機能があることが明らかになった。同様の機能はAppleやGoogleの製品にもあるが、今回さらに「Windows Mobile 6.5」にも含まれていたことが判明している。
Microsoftの「Windows Phone Marketplace」担当製品管理ディレクターTodd Biggs氏は、PC Proとのインタビューの中で、この機能は最悪のシナリオに対処するセキュリティ手段であり、Windows Phone Marketplaceに登録されるアプリは事前に審査されるため、この機能が使用されることはあまりないはずだと述べている。
MicrosoftのシニアディレクターTodd Brix氏が米CNETに語ったところでは、より一般的な手順として、Microsoftがアプリに問題を見つけた場合、開発者に連絡して修正を依頼するという。迅速に修正されない場合はそのアプリがWindows Phone Marketplaceから削除される。キルスイッチ機能が使用されるのは、主に、ユーザーにとっての悪影響が広まるような事態を解決するためだとBrix氏は説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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