これは、確かな筋からの話だ。Appleの「iPhone」には、同社がiPhoneに不適切と考えるソフトウェアをチェックし、可能性としては無害化もできる能力が確かに備わっているという。
Apple最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏は、いわゆる「kill switch(キルスイッチ)」機能の報道に端を発する先週の騒動を受けて、同機能の存在を認めた。Jobs氏の発言は、Apple「App Store」の売り上げが最初の1カ月で好調だったことを報じるThe Wall Street Journalの記事の最後で取り上げられている。
Jobs氏によると、同機能の背後にある意図は高潔なものであるという。このような機能が必要な理由として、悪意のあるプログラムがiPhoneにApp Store経由で不注意に配布された場合をあげている。
「願うことなら、そのようなレバーを引くことがなければと思う」とJobs氏は述べる。「しかし、そのようなレバーを持つ責任はあるだろう」(Jobs氏)
Daring FireballのJohn Gruber氏は米国時間8月8日、Apple社内の「情報筋」と話し、iPhoneのCore Location API内部にURLが存在し、悪意があると指定されたアプリケーションのブラックリストがダウンロードされることを確認した。同URLは先週、個人のiPhone開発者およびiPhone関連本などを執筆するJonathan Zdziarski氏によって発見された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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