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日本HP、HP-UX 11i v3のサポートを2020年末まで延長

富永恭子(ロビンソン)2010年10月21日 18時38分
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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は10月21日、Unixオペレーティング環境「HP-UX 11i version 3」(HP-UX 11i v3)の製品サポート期間を、従来計画の2017年末までから3年延長し、2020年12月31日までとすることを発表した。これにより、HP-UX 11i v3はサーバOSとして業界最長の「13年サポート」(2007年の製品発表より)を実現するとしている。

 HP-UXは、これまでも製品発表から最低でも10年間製品をサポートする「10年サポート」を表明してきたが、特に現行バージョンHP-UX 11i v3においては、日本のユーザーからのさらなるサポート延長の要求が強く、日本HPから米国HPに対し、継続的にサポート期間延長へ向けて働きかけていたという。一方でHP-UX 11i v3は、2007年の発表以降、市場の様々な要望に応えるため、「アップデートリリース」による機能追加を半年ごとに行ってきた。この結果、HP-UX 11i v3は、次期バージョン以降で予定していた仮想化機能やダウンタイム最小化機能を一部取り込み、2007年当時との互換性を維持しながらより優れたOSとして進化を続けることが可能になっているという。このような背景から、HPでは引き続きHP-UX 11i v3の機能強化を図ることで、ユーザーがより長期に渡って製品を利用するためのニーズに応えることが可能と判断し、製品サポート期間の3年延長を決定したとしている。

 また、長期にわたる製品サポートは、特にシステムの計画停止、リプレース、移行に周到な計画と工数を要するミッションクリティカルシステムにとって大きなメリットがあるという。HP-UX 11i v3は、現在販売中の「インテル Itaniumプロセッサー9300番台」搭載サーバだけでなく、もう一世代先のプロセッサ「Poulson」(開発コード名)を搭載したサーバまでのサポートを予定している。

 なお、日本HPは、2010年下半期のミッションクリティカルシステム向けの施策として、ユーザーのミッションクリティカルシステムのアプリケーション改修を最小限に抑えながら、最新機能を備えたインフラストラクチャへ移行することを支援する「アプリケーションの曳家(ひきや)」施策を発表している。今回のHP-UX 11i v3の製品サポート延長はこの施策の一環で、同製品に対するユーザーの支持をさらに広げることを目指すという。

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