Advanced Micro Devices(AMD)の最高経営責任者(CEO)を務めるDirk Meyer氏は米国時間10月14日、四半期決算の発表に関する電話会見で、同社が10月第4週に「DirectX 11」対応グラフィックスカードの新しい製品ラインアップを発表すると述べた。
Meyer氏によると、AMDは第2世代のDirectX 11対応カードの「発表イベントを10月第4週」に開催する予定だという。同氏はまた、AMDが「この製品ラインに含まれると言えるすべてのファミリ製品を第4四半期中」にリリースする計画だと述べた。
AMDは第4四半期中に、この新たなグラフィックスカードの出荷数が「数十万、あるいは数百万、数千万」になると見込んでいるという。
MicrosoftのDirectX 11技術は、マルチスレッディングへの対応とポリゴンをより細かく分割するテッセレーション機能により、特にビデオゲームなどのグラフィックス性能を強化する。
AMDによる第1世代のDirectX 11対応グラフィックスカード「ATI Radeon HD 5000 Series」は非常に好調な売れ行きを記録した。Meyer氏は電話会見で、DirectX 11対応GPUの出荷数が2009年のリリース以来、2500万以上に達したと述べた。
一方、チップメーカーのNVIDIAは11日に「GeForce GT 430」を発表している。同社のDirectX 11対応グラフィックスカードには「GeForce GTS 450」や「GeForce GTX 480」などがあり、そこに新しいGPUが加わった格好だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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