ソニーは10月14日、デジタルフォトフレーム「S-Frame」の新製品を発表した。AVCHD形式の動画再生に対応するモデルなど、8機種をそろえている。
発表されたのは、AVCHD形式の動画が再生できる「XR」シリーズ2機種、バッテリ搭載やスワロフスキーモデルを含む「D」シリーズ5機種、着せ替えパネルを採用した「E」シリーズ1機種。
全機種LEDバックライトを搭載したほか、パッケージを2010年春モデルと比較して、約40%小型化したとしている。
XRシリーズは、10型の「DPF-XR100」と8型の「DPF-XR80」の2機種が登場した。AVCHD形式の動画ファイルの再生をサポートし、対応のデジタルカメラなどで撮影した動画ファイルを、そのままフォトフレームに取り込むことができる。
本体背面に備えたスピーカーには「スピーカー出力最適化機能」により、前面から音が出ているかのようなクリアな音質を再生するとしている。
内蔵メモリは2Gバイト。フルフラットのボディデザインを採用し、ブラックとシルバーの2色展開になる。発売は11月26日から。USB端子とメモリースティック、メモリースティック デュオ、SD、MMC、xD、CFが利用できるカードスロットを装備する。
Dシリーズは、8型の「DPF-D830」(D830)、7型の「DPF-D720/D720(WI)/D720(BU)」(D720)、「DPF-D710」(D710)をそろえる。D710以外のモデルでは、Motion JPEG、MP3といった動画、音楽ファイルの再生に対応。2Gバイトのメモリを内蔵する。
D830のみ、内蔵バッテリを装備し電源を外して持ち運んで使用することが可能。バッテリ持続時間は約100分としている。丸みを帯びたボディデザインを採用し、本体カラーはシルバーのみになる。
D720は、ボディカラーにブラック、ホワイト、レッドの3色を用意。D720(WI)はホワイトのフレーム、D720(BU)はブラックのフレームにそれぞれスワロフスキーを埋め込んだモデルになる。D710は、静止画ファイルのみの再生をサポートしたエントリーモデル。本体カラーはブラックのみ。内蔵メモリは128Mバイトになる。
Eシリーズの「DPF-E710」は、ホワイト、パールピンク、ライムグリーンの3色のフレームを同梱した着せ替えモデルだ。7型モニタを採用。再生ファイルは静止画のみで、128Mバイトの内蔵メモリを備える。
D、Eシリーズともに、USB端子とメモリースティック、メモリースティック デュオ、SD、MMCが使用できるカードスロットを装備する。発売は11月6日。
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