ソニーは10月20日、デジタルフォトフレーム「S-Frame」シリーズにおいて、5機種の新製品を発表した。高精細液晶を採用したほか、プリンタ内蔵機「DPP-F700」など、用途提案もしている。発売は11月6日から。価格はオープンとなる。
S-Frameシリーズとして発表されたのは9型の「DPF-D92」と7型の「DPF-D72N(BQ)」「DPF-D72N」「DPF-A72N」。加えて7型液晶にプリンタ機能を装備した「DPP-F700」の計5機種となる。
いずれも内蔵メモリを搭載したほか、メモリースティックやSDメモリーカード、コンパクトフラッシュに対応するマルチカードスロットを装備。液晶パネルには、色味調整や輪郭の強調処理、ちらつき制御など、独自の「クリアフォト液晶」を採用しているという。
本体には、置き方を変えるだけで写真を素早く回転する縦横位置感知センサを内蔵。1枚の写真を次々と表示する「シングル表示」、複数の写真を一緒に表示する「マルチ表示」などスライドショー機能を充実させたほか、時計、カレンダー機能も備える。
DPF-D72N(BQ)は、フレーム部にスワロフスキーのクリスタルをデザインした台数限定モデル。パネル部に直接堀り込みを入れ、クリスタルを埋め込む作業を施し、光の輝きが強いのが特徴だという。ボディカラーはブラックのみ。優美なデザイン性を追求したとのことだ。
プリンタ機能を内蔵したDPP-F700は、7型のフォトフレームにプリンタ機能を搭載した新用途提案モデル。プリントは本体を水平に設置し、給紙トレイを差し込み、印刷ボタンを押すという3ステップ構造。L判を約39秒で印刷可能だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」