レノボ・ジャパンは10月13日、個人向けデスクトップPCの新製品として「IdeaCentre A700」と「Lenovo H310」を、10月15日より順次販売開始すると発表した。
IdeaCentre A700は、インテル Core i5-460Mを搭載した23型ワイド液晶一体型のオールインワンデスクトップPCだ。液晶にはタッチパネル・システムズの超音波表面弾性波方式マルチタッチ技術を採用し、2本の指の動きを正確に認識することができるとしている。また、写真や動画の閲覧や加工をより快適に楽しく行える「Lenovo IdeaTouch」アプリケーションや地上波デジタル/CS/BS放送を楽しめる3波対応TVチューナも搭載した。価格はオープンで、市場想定価格は14万円前後。販売開始は11月上旬になる見込みだ。
Lenovo H310は、インテルのPentium E5700プロセッサや500Gバイトの大容量HDDを標準搭載したコストパフォーマンスを重視したデスクトップPCだ。ボディは、狭いスペースにも設置できるコンパクト設計を採用。本体のみと、1600×900ドット表示の20型ワイド液晶付属モデルが用意されている。価格はオープンで、市場想定価格は本体のみが5万円前後、ディスプレイ付きのモデルが6万円前後。販売開始は10月15日を予定している。
このほか、ノートブックPC「ThinkPad T410s」「ThinkPad T510」の2機種に、NVIDIAのGPU切り替え技術「NVIDIA Optimus テクノロジ」搭載モデルを追加した。
PC上でアクティブになっているアプリケーションをプロファイル情報からチェックし、ディスクリートGPUを有効にするのか統合グラフィックスを有効にするのかを自動で判断する。アプリケーションによって効率よく処理できるプロセッサへ負荷を分けることで、バッテリ駆動時間を長くすることができるとしている。
ThinkPad T410s(23万2050円)は6セルバッテリを搭載、バッテリ駆動時間は最大約4.7時間。ThinkPad T510(20万7900円)は9セルバッテリを搭載し、バッテリ駆動時間は最大約8.4時間となっている。
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