IBMは米国時間10月12日、中国やインドといった成長市場の企業が、北米や欧州などの成熟した市場で雇用を拡大しているとの調査結果を発表した。インドの企業の45%以上が北米で、また44%が西欧で従業員を増やす計画を持っているという。また中国企業の場合は33%の企業が北米で、14%が西欧での増員を計画している。
世界に事業を拡大する企業が増えるにつれて、創造性、柔軟性、スピードを備えた人材が求められ、それが北米や西欧など成熟市場での雇用拡大につながっているとみられる。
この調査は「Working Beyond Borders」(国境を越えた雇用)と呼ばれるもので、IBMが61カ国で32の業種にわたり、700人以上の人事責任者などを対象に実施した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」