Microsoftの事前通知によれば、16件のセキュリティ情報のうち4件が、同社の深刻度としては最高の「緊急」にレーティングされている。Microsoftは、悪用されるとユーザーの操作なしにインターネットワームを蔓延させてしまう可能性のある脆弱性に対し、「緊急」のレーティングを与えている。
49件の脆弱性という数字は、Microsoftが公開する月例パッチとしては、最大のものになる。これまでの記録は、2010年8月に修正された34件だった。
10月の月例パッチには、Windows、Internet Explorer、Microsoft Office、.NET Frameworkのセキュリティホールに対する修正が含まれる予定となっている。
Microsoftは今回、Stuxnetワームの攻撃で悪用された、2つの特権昇格を許す可能性のある脆弱性に対するパッチを提供する可能性が高い。
10月に公開されるパッチは、最新のOSであるWindows 7とWindows Server 2008も対象となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」