Adobe Systemsは四半期ごとに行われる定期アップデートのサイクルの一環として、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」の新バージョンを公開し、ユーザーをハッカーからの攻撃にさらすおそれのあるセキュリティホールを修正する予定だ。
このパッチは、Windows版、Mac版、UNIX版のユーザー向けに、米国時間2010年10月5日に公開される計画となっている。
Adobeが公開した事前通知を行うアドバイザリによれば、今回の一連のパッチには、すでにゼロデイ攻撃で悪用されている」CVE-2010-2883」に対する修正も含まれているという。
この脆弱性は、不正に作成されたPDFファイルを使った攻撃に悪用され、一部の標的となった企業に送付されている。
次回の定期セキュリティアップデートは、もともと2010年10月12日に行われる予定だったが、今回は公開日が10月5日に繰り上げられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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