報道によれば、Hewlett-Packard(HP)がついに、12億ドルで買収したPalmを有効利用する計画を明らかにしたという。
Reutersの報道によると、HPでシニアバイスプレジデントを務めるEric Cador氏は現地時間10月6日、スペインのバルセロナで開催された業界向けカンファレンスで、「2011年初めに新たな電話端末をお見せすることになるだろう」と述べたという。同氏はこの端末についてそれ以上の詳細を語らなかったが、PalmのモバイルOS「webOS」を搭載する点については明言した。
HPが2010年に入ってPalmを買収して以来、業界ウォッチャーは、HPがwebOSを搭載した独自のスマートフォンをいつ提供することになるのかと憶測してきた。比較的早い時期に端末が登場するとのうわさがかなり前から飛び交っていたが、今回の発言で少なくとも時期だけは明らかになった。
だが、依然として多くの疑問点が残る。端末の外観はどういったものになるのか? どのバージョンのwebOSが搭載されるのか? どの通信事業者から提供されるのか? 現時点でHPはこうした疑問に対し沈黙しており、コメントを避けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」