エイチアイは、韓国の携帯端末メーカーであるパンテックと、「マスコットカプセル スタイル3D」のライセンス契約を締結したと発表した。
スタイル3Dは、韓国でモバイル向けUIを開発しているイノフィリアとパンテックが共同開発したAndroid向け3Dユーザーインターフェース開発のミドルウェア。
Android環境における描画の遅さや開発の複雑さなどの制限に対応し、多彩な3D演出を用いた開発が可能となる。Androidの標準フレームワークと親和性が高いため、アンドロイドのアプリ構造を変えずに、3Dグラフィックスをアプリケーションへ加えることができる。
また、ネイティブ層から直接OpenGL ES(OpenGL for Embedded Systems)を制御する仕組みで、グラフィックスの描画速度を通常の2倍から3倍に向上させることが可能。OpenGL ESはスタイル3Dが制御するため、3Dグラフィックス開発についての専門的な知識は不要としている。
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