エイチアイは11月25日、3Dキャラクターを使ったエージェント機能の提供に向けた製品ブランド「CommunicationCapsule(コミュニケーション カプセル)」を発表した。あわせて、同ブランドの製品第1弾となる「CHAR@re(きゃらり)」の提供を開始する。
エイチアイでは今後、3Dキャラクターを使って、ユーザーの興味にあわせてニュースを自動表示したり、スケジュールに合わせてあらかじめ乗り換え情報を調べたりしておくといったエージェント機能の実現を目指し、各種製品をCommunicationCapsuleブランドで提供していくという。
今回提供するCHAR@reは、その第1弾となるWindows PC向けのエージェント型UIソリューション。同社が開発する3D描画エンジン「MascotCapsule」を使った3DキャラクターをPCのデスクトップ上に表示し、ユーザーに情報を配信できるというもの。
サーバとのデータ連携が可能なため、コンテンツプロバイダが配信する情報をキャラクターのセリフとしてふきだし表示してユーザーに伝えることができる。ブラウザとの連携も可能で、URLのついたふきだしをクリックすれば、ブラウザで当該URLのウェブサイトを表示できる。
また、画像やテキストファイルをドラッグ&ドロップやコピー&ペースト操作でキャラクターに持たせれば、あらかじめ設定しておいたメールアドレスにファイル付きのメールを送信できる。そのほか、ユーザーのPCでの作業を邪魔しないよう、3Dキャラクターがアクティブなウィンドウを自動回避したり、アイコン化するといった演出も用意する。
エイチアイでは今後、CHAR@reに音声認識や音声合成を使用した対話型コミュニケーションやレコメンデーション、スケジューラやアラートといった機能を追加していく予定。
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