エイチアイは2月24日、組込環境向けのスケーラブルフォント描画エンジン「HiGlyph(ハイグリフ)」の販売を開始した。
HiGlyphは、独自の描画アルゴリズムを採用することでモバイル機器や家電などの組込環境でも高速に動作する、スケーラブルフォントの描画エンジンだ。袋文字やドロップシャドウ、グラデーションなどのエフェクト機能を搭載し、デザイン性の高いユーザーインターフェース(UI)が構築できる。
ライブラリは、組込環境向けに50Kバイトから200Kバイトほどのコンパクトなサイズに設計。フォントデータは、市販のTrueTypeフォントをダイレクトに使用できるが、独自の中間フォーマットを使用することで、データサイズの大きいTrueTypeフォントでも、ファイルサイズを約40%から60%のサイズに削減可能だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス