カリフォルニア州サンタローザ発--もし「ピーナッツ」のファンなら、サンフランシスコから北に1時間行ったところにある、このワインで有名な地方都市を訪れるべきだ。当地にはチャールズ・M・シュルツ博物館と研究センターがある。チャーリー・ブラウンやスヌーピー、ルーシー、ライナスといったキャラクターたちを堪能するには最適な場だと言える。
2010年10月2日は当地を訪れるのに最高の日の1つかもしれない。というのも、2日は有名な「ピーナッツ」の連載開始60周年記念日だからだ。そして、このようなイベントを祝うのなら、60年の歴史を誇る「ピーナッツ」に関する、最も完全で包括的な資料コレクションを鑑賞するのが一番だろう。
この記念日を祝うため、筆者は1日に当地まで車を走らせ、チャーリー・ブラウンが建てた家を自分の目で確かめた。
それは期待通りのものだった。チャールズ・M・シュルツ博物館には漫画の蔵書や素晴らしい壁画、新しい展示品であふれたギャラリーが数多くあり、熱狂的な「ピーナッツ」ファンにとってメッカのような存在である。
Schulz氏は2000年2月に他界した。筆者を案内してくれたGina Huntsinger氏は、同博物館の建設はそのわずか4カ月後の2000年6月に着工されたと話す。Huntsinger氏の説明によると、Schulz氏は晩年には病状が非常に悪化していたにもかかわらず、博物館のプロジェクトのことを認識しており、それを承認したという。この博物館はSchulz氏の妻であるJean Schulzさんと夫妻の友人数人が思いついたアイデアで、2002年に開館した。
Huntsinger氏によると、Schulz氏自身は博物館というアイデアにあまり乗り気でなかったが、日本人芸術家の大谷芳照氏による数点の壁画、特に「モーフィングスヌーピー」を見た後で考えを改めたという。モーフィングスヌーピーは浅浮き彫りの彫刻で、今は入り口付近の壁一面を覆っており、Schulz氏が長年にわたって描いてきた43種類のスヌーピーがすべて含まれている。
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