Adobe Systemsは、広く利用されている「Flash Player」プラグインのプレビュー版をリリースした。このプレビュー版は、ウェブブラウザ開発の最新のトレンドである64ビット設計や、新しい「Internet Explorer 9(IE9)」ベータ版に対応している。
AdobeのPaul Betlem氏が米国時間9月15日にブログで明かしたところによると、この新しいFlashベータ版(開発コード名は「Square」)は「Mac OS X」と「Windows」、Linuxをサポートしているという。Adobe Labsからダウンロードできるが、Squareをインストールした場合、ユーザー自身が手動でアップデートする必要がある。
この新版は64ビットをサポートするほか、少なくとも新しいIE9ベータ版で使用した場合には、コンピュータのグラフィックスチップの処理能力を利用することもできる。ハードウェアアクセラレーションは、さまざまなケースでグラフィックスからテキストまであらゆるものを高速化するもので、現在ブラウザメーカーの間でブームになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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