Nokiaは英国時間9月14日、新しいスマートフォン「Nokia E7」「Nokia C7」「Nokia C6-01」の3機種をロンドンで開催のNokia World 2010で発表した。
同3機種は、すでに発表済みの「Nokia N8」同様、刷新された「Symbian^3」プラットフォームを搭載する。同プラットフォームには、簡素化されたユーザーインターフェース、高度なマルチメディア機能、さらなるカスタマイズ機能など、250以上もの新しい機能と改良が加えられている。Nokiaによると、これらの端末では、より人気が高く独特のアプリケーションとよりユーザーフレンドリーなインターフェースを提供する予定で、「Ovi Store」の使用性をさらに高める予定であるという。
端末自体については、デザインと価格の両方において、すべてのユーザーのニーズに少しずつ対応している。具体的な発売日は現時点では明らかにされていないが、3機種すべてが2010年末までに出荷される予定である。各モデルは次のようになっている。
Nokia E7:E7は、ビジネスユーザーを想定して設計されており、スライドアウト式QWERTYキーボードと、「ClearBack」テクノロジを搭載する4インチ偏光AMOLEDタッチスクリーンを特長とする。オフィスドキュメントや電子メールを使った作業に最適であるとNokiaは述べている。ClearBackディスプレイは、屋外での表示が改善されているということなので、実物を確認するのが楽しみだ。同スマートフォンは、「Exchange ActiveSync」のサポートに加えて、3Gサポート、LEDフラッシュ2つとHDビデオキャプチャ機能を搭載する8メガピクセルカメラ、「Ovi Maps」による無料ナビゲーションを提供する。E7は、グレー、グリーン、ホワイト、ブルー、オレンジの5色で提供され、小売価格は約495ユーロ(636ドル)になる予定。
Nokia C7:ソーシャルネットワークを多用するユーザーにはNokia C7が最適である。同スマートフォンは、FacebookやTwitterなどのソーシャルネットワークアカウントからのライブアップデートによってカスタマイズ可能な複数のホームスクリーンを持つ、3.5インチのガラス製AMOLEDタッチスクリーンを搭載する。同端末には、8メガピクセルカメラ、Bluetooth 3.0、8Gバイトのメモリも搭載されている。アンロックされたC7の価格は、335ユーロ(430ドル)になる予定。
Nokia C6-01:最後のC6は、さらに財布に優しく(260ユーロ。334ドル)、小さな本体にソーシャルネットワークとマルチメディア機能を搭載する。ステンレススチールとガラスでできており、3.2インチのAMOLED、ClearBackディスプレイ、「Ovi Music」(米国ではまだ提供されていない)をサポートするなどの特長がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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