警察庁は9月2日、2010年上半期(1〜6月)におけるサイバー犯罪の検挙状況を発表した。検挙件数は2585件で、前年同期に比べて33.2%減少した。
最も多くを占めたのは、ネットワーク利用犯罪で、前年同期比31.5%増の2444件。中でも詐欺事件は867件と、同22.8%増となった。ネットオークション詐欺は同52.9%増で、検挙件数が特に増えている。
そのほか著しく増加したのは著作権法違反で、前年に比べ検挙件数は160件と約2倍になった。また児童ポルノ事犯は同69.6%増の329件だった。
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