続いて登壇したCEOのMaritz氏は、仮想化環境で提供されるサーバアプリケーションの数が、2006年には物理環境を超えたというIDCの調査結果を説明した。この調査により「今後、何に注目しなければいけないかが明確になった」とMaritz氏は言う。
CPUやメモリのアクセスを仲介する役割が主だった仮想化技術は今、「他のリソース――たとえばデータセンターのデータやネットワークを仲介するようになっている。この領域でこそイノベーションが求められているのだ」とMaritz氏。ハードウェアの利用効率の向上だけを求めるのではなく、同じようにオペレーションの効率も向上させなければならないとした上で、今後は「管理」「自動化」「セキュリティ」が重要になると強調。セキュアなハイブリッドクラウドの実現を目指すことを表明した。
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