ストレージ企業3PARをめぐる争奪戦でHewlett-Packard(HP)は米国時間8月27日、Dellが3度目の買収提案をした約2時間後に1株あたり30ドルの提案をした。HPによるこの新たな提案により、3PAR買収額は約20億ドルとなった。
Dellは米国時間8月27日午前、ストレージ企業3PARがDellからの3度目の買収提案を受け入れたことを発表していた。そのときの提示額は1株当たり27ドル、総額18億ドルという内容。これに対して、HPが買収提示額をさらに引き上げた格好だ。
Dellが8月に入り1株あたり18ドル(総額11億5000万ドル)で買収に合意したと発表したのに対し、その1週間後にHPが1株あたり24ドルでの買収を申し入れたことで、このたびの3PAR争奪戦が始まった。
Dellが2度目の買収提案で1株あたり24.30ドルを提示したことを受けて、HPは26日に1株あたり27ドルの買収を申し入れており、27日午前のDellの提示額はHPによる26日の提示額と並んでいた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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