Googleのパートナー企業らが、「Android OS」によって次々とタブレット市場に参入し始める中、AOL傘下のソフトウェアブログDownload Squadの記事は、検索大手の同社が「Chrome OS」ベースのタブレットを2010年11月にリリースする予定だと報じている。
同ブログによると、匿名による複数の情報筋らの話として、Googleは、Chrome OSベースのタブレットの提供に向けてHTCと提携したという。このデバイスは、Verizon Wirelessのネットワーク上で動作し、Verizonのデータ契約に加入したユーザーに対しては、かなり低い価格で提供される可能性があるという。同ブログの情報筋らは、同タブレットが11月26日に発売される予定だと述べている。
これは興味深い情報だが、Verizon Wirelessの最高経営責任者(CEO)であるLowell McAdam氏は5月、同社はGoogleと共同で、同社サービス用のタブレットの提供に向けて取り組んでいると述べていた。同氏は当時、同社がGoogleと共同で取り組んでいるのが、Androidタブレットであるのか、Chromeタブレットであるのかについては言及しなかった。
Download Squadの記事は、かなり割り引いてとらえる必要があることも注意しておかなければならない。Googleは、Chrome OSベースのタブレットが将来発売されるかについてもまだ認めておらず、Verizonもこうした製品については固く口を閉ざしたままである。実際のデバイスが正式に発表されるまでは、望むだけで、期待はしない方がよいだろう。
GoogleもVerizon Wirelessも、このうわさに関するコメントを避けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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