リベート受領疑惑のアップル社員、無罪を主張

文:Lance Whitney(Special to CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年08月18日 12時54分

 複数のサプライヤーから多額のリベート(不正報酬)を受け取った容疑で先週逮捕されたAppleのグローバルサプライマネージャーPaul Shin Devine被告は米国時間8月16日、カリフォルニア州サンノゼの米連邦地方裁判所で無罪を主張した。起訴状によると、Devine被告はAppleでの地位を利用して同社の機密情報を入手し、複数のサプライヤーに売却していたという。Appleもまた、同被告が過去数年にわたって100万ドル以上の賄賂を受け取っていたとして民事提訴している。

 起訴状では「iPhone」や「iPod」のアクセサリを扱うアジアの企業6社の名前が挙がっている。Bloombergの報道によると、ASUSTeK Computer傘下の台湾企業Pegatronではこの件に関連してKaedar Electronics部門の社員の1人がすでに停職となっているという。そのほかにシンガポールや台湾の企業の名前が挙がっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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