グリーは8月13日、2010年6月期通期(2009年7月〜2010年6月)決算を発表した。
売上高は前年同期比152.6%増の352億3100万円、営業利益は同134.2%増の195億7800万円、経常利益は135.3%増の195億9500万円、純利益は157.5%増の115億500万円だった。
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「GREE」で提供するゲームが好調で有料課金収入が増加した。特に6月に投入した新作「モンプラ」が貢献し、第4四半期の課金収入は89億6500万円まで伸びた。
GREEの会員は6月末時点で2059万人。ページビューはモバイル版が353億6000万、PC版が4億だった。ユーザー属性は徐々に30代以上が増加している。2008年6月には30代と40代を合わせて33%だったが、2010年6月は44%に増加ししている。
今期はソーシャルゲームの拡充を進めると同時に、外部パートナーのゲームをGREEに迎え入れる「GREE Platform」を本格的に推進する。また海外進出に向け、アジアと米国への拠点開設とパートナー候補の選定を計画している。1年内に海外での業務を開始する予定だ。
2011年6月期通期業績予想は、売上高が540億円〜600億円、営業利益が270億円〜300億円、経常利益が270億円〜300億円、純利益が159億円〜177億円となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス