マカフィーの8月3日の発表によると、米国本社のMcAfeeがモバイルセキュリティサービス「WaveSecure」を提供する株式非公開企業のtenCubeを買収することで正式契約を結んだ。これによりMcAfeeは、業界で最も包括的なモビリティプラットフォームを提供することが可能になるとしている。
McAfeeは今回の買収により、ユーザーとその家族のモバイルデバイスに対して、位置検索、ロック、暗号化、マルウェア対策、消去、フィルタリング、管理、バックアップ、復元、オンラインでのデータアクセスといった技術を提供する。また、エンドポイントやクラウドの専門知識を活かし、従来のモバイルセキュリティで取り扱っていたマルウェア対策、データ保護、ウェブセキュリティ、ファミリー保護の領域以外にも拡大していく考えだ。
さらに、Android、BlackBerry、Symbian、Windows Mobile、iPhone、Java搭載携帯電話など、幅広いモバイルOSを含む、さまざまなモバイル機器プラットフォームをサポートし、対応デバイスを拡大していくという。これによりMcAfeeは、個人ユーザーから大企業まで、あらゆるタイプのデバイス管理とセキュリティに対応するプラットフォームを市場に投入していくとしている。
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