カシオ、超解像技術で高画質撮影「EXILIM」3モデルを発表

 カシオ計算機は8月3日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」において、有効画素数1410万画素モデル「EXILIM CARD EX-S200」(S200)と「EXILIM ZOOM EX-Z800」(Z800)、「EXILIM ZOOM EX-Z2300」(Z2300)の3モデルを発表した。8月27日より順次発売する。価格はオープン。

 いずれも「EXILIMエンジン5.0」と超解像技術を駆使し、光学ズーム端から約1.5倍まで画質劣化を抑えてズームできる「超解像ズーム」や、解像感の高い写真を撮影できる「超解像高画質」を搭載する。

 動画合成機能「ダイナミックフォト」も進化させ、最大20秒までの動画を背景に複数のキャラクターを違うタイミングで動かすことも可能になったとしている。さらに撮影済み画像に対して絵画調に変換できる「再生アート変換」を搭載するなど、機能を拡充した。

EXILIM 左から「EXILIM CARD EX-S200」「EXILIM ZOOM EX-Z800」「EXILIM ZOOM EX-Z2300」

 S200は、高さ55.3mm×幅100.1×奥行き17.8mm(最薄部14.9mm)という薄型カードサイズに仕上げた。光学4倍のズームレンズと、ひと差し指1本で起動、撮影、画像確認、電源オフまでの動作が完了する「クイックモード」を搭載。ボディカラーはシルバーとピンク、オレンジ、ブルーの4色となる。店頭想定価格は3万円前後になる。

 Z800は高さ52.3mm×幅91.0mm×奥行き19.5mmのコンパクトボディに光学4倍ズームレンズを搭載。顔を検出すると自動的に撮影する「自分撮り」をはじめ、ネイル撮影モードやハートのフォーカスフレームが選択できるなど、女性が楽しめる“女子カメ”としての機能を充実させたとしている。ボディカラーはスパークリングシルバーとピーチピンク、チェリーピンク、レモンイエロー、ハワイアンブルーの5色。店頭想定価格は2万円台半ばになる。

 Z2300は、手になじむフォルムに、広角26mmからの光学5倍ズームレンズと高精細46万画素の3.0型高性能クリア液晶を搭載。1回のフル充電で580枚の撮影ができる長寿命電池を採用した。本体サイズは、高さ58.5mm×幅100.5mm×奥行き19.8mm。ボディカラーはゴールドとブラック、ピンク、パープル、ブルーの5色。店頭想定価格は3万円前後になる。

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